プランター家庭菜園を始めます! vol.6

日差しが強くなりましたねー。

   

 

7月後半、梅雨明けしてから本当に夏らしくなりました。

今年は梅雨明け後にちゃんと天気が続き、夏が来たと実感します。

ここ、茨城県最北の北茨城市も連日の夏らしいお天気&暑さです。

   

 

「プランター家庭菜園を始めます!」シリーズも、はや6回目。

キュウリ接木苗の植え付けから2ヶ月半が経ちました。

   

 

はじめは、こんなに小さかった苗ですが…

   

 

ここまで大きく伸びましたー。

   

夏休みに入った息子も水やりに参戦です。

しかし、日差しが5月とは全然違いますね…。

   

 

試しに摘芯せずに伸ばしてみた左側の苗ですが、

わずか3日で、ネットのてっぺんまで到達してしまいました。

S字に誘引しないでいたら、一気に縦に伸びてしまいました。

    

 

ここまで伸びてしまっては、もう摘芯するしかないですよね。

3mほどの高さになってしまったので、脚立に乗ってハサミでチョキン!

   

 

脚立を使いながら気づきました。

なんで「摘芯」は背の高さ位で行うのでしょうか。それは…

…手が届かないから。キュウリがなっても収穫できないもんな…。

   

 

ということで、このような状態まで育った我が家のきゅうり。

良く見ると、下の方の葉っぱがだいぶ黄色いような・・・。

   

 

そうなんです。かなり黄色いんです。これが暑さのせいなのか

それとも「ヤツ」のせいなのか分かりません。

   

新聞の集金のおばさんにも「もう終わりかなぁー」と言われてしまった…。

 

いや、まだまだいけるハズだ(根拠はない)!

下の黄色くなった葉は摘んでしまおう!

   

 

ということで、チョキンチョキンと黄色くなった葉っぱをカット。

   

すると株元がすっきりしてきました。良く見ると、あのひ弱だった茎も

今じゃがっちりゴツゴツのイカツイ茎になっていました。

 

2ヶ月半の成長が見てとれますね。

   

すでに20本近くのキュウリを提供してくれたわけですが・・・

もうすこし頑張ってもらおう。

   

 

 

ということで、これからは「ヤツ」との戦いを書きます。

ヤツ」とは前回のvol.5から現れた「アブラムシ」です。

   

 

とりあえず前回は、殺虫成分を使っていないスプレーで

駆除する方法を選び、実際にやってみました。

   

 

どうやら、デンプンで包み込み呼吸できなくして駆除するという効果は

実際に効き目があり、スプレーしてから数時間後はアリもいなくなりました。

 

その後、仕事の都合で1週間ほど世話ができなかったんですが…

   

 

やつらはまたやって来ていました。ご覧のように、これから育つ

キュウリの実が成長できずしおれてしまっています。

やつらは若い花の裏に取り付いて花を落としてしまうようです。

   

 

受粉前に花が落ちれば、当然実はならないでしょう。

なんとか受粉できても、受粉から間もないと画像のようにやられてしまいます。

事実、この1週間で2本しか収穫できませんでした。

   

 

おそらく、デンプンスプレーは駆除の効果はあるのですが、忌避(近寄らない)の

効果までは備わっておらず、次から次へとアブラムシが寄ってきたようです。

一週間後に見たときは、初めにアブラムシと戦った時の10倍くらいの数がいました。

   

  

アブラムシは、ご覧のような若い花が好物のようです。

写真では見えにくいですが、花弁の裏側にびっしり張りついています。

   

 

アブラムシに張り付かれた花はご覧のようにしぼんでしまいます。

その後、ポトリと花弁は落ちてしまいます。

たくさんの葉っぱの上に、落ちた花弁を確認しました。

   

 

この落ちた花の数だけキュウリはできずに終わってしまったわけですね。

なんともアタマにきます。

   

 

うーむ。やっぱりアブラムシが嫌うコンパニオンプランツを植えるべきだったか…。

それにしても、駆除だけでなく忌避もしないとイタチごっこになってしまう…。

こうなっては、やはり「モスピラン」などの殺虫成分に頼るしかないか…。

   

 

できれば有機栽培のようなカンジで育てていきたかったんですが、

贅沢も言っていられない状況になってきました。

園芸担当者と相談して、今後を決めていきたいと思います。

   

   

 

 

そんななか、

まだ希望の光が見えます。

  

 

先に摘芯していた右側の苗ですが、

子蔓(こづる)が一部順調に太く伸び出し、

ネットの一番下には、一本のキュウリがなっていました。

   

 

きっと、ちゃんと対処すれば、まだまだ頑張ってくれるでしょう。

子蔓が元気になってくれば、またキュウリができるハズ。

   

 

 

vol.7では、状況が好転した内容をお伝えしたいですね。

今回はこのへんで。