プランター家庭菜園を始めます! vol.5
ハチも花粉あつめに忙しそうですね。
さて、これまで順調に育ってきたきゅうり。
vol.4では、有機肥料を追肥として与えてみました。
さてさて・・・どうなったかというと・・・
にゅにゅーんと伸びております!!
緑のカーテン用ネットの高さの中間点を突破しました。
横に立つと私の身長(175cm)を超えました。
毎日朝と夜、伸びていく親蔓(おやづる)をS字に
誘引していますが、びっくりする伸びですねー。
追肥が効いてくれたのかもしれませんね。
きゅうりももう既に、11本収穫しできましたし。
これで9月くらいまでキュウリ三昧!!
この調子を保つのに、2週に1度くらい肥料を与えていこう!!
さて、今日も親蔓は順調な伸びですね・・・。
おや?
なんかアリが多いぞ…。
まさか。あいつがついに来たか?
でた!! アブラムシがでた!!(画像クリックですこし大きい画像が見られます)
見えるでしょうか?大きい黒いのはアリです。
その近くにいるちっちゃいプチプチがアブラムシです(たぶん)。
葉っぱの裏側では、アブラムシの出す分泌液「甘露」を
楽しんでおられるアリさんが、団体さんでお越しでした。
そんな団体のお客様は受け入れておりません!!
葉っぱが黄色くなっている…。これもアブラムシのせい?
アブラムシは植物の汁を吸います。新芽を荒らしたり、
植物の勢いを弱めます。これは駆除せねば!!
遅かれ早かれアブラムシとは戦う運命だろうと思ってました。
それがきゅうりを育てる以上、避けては通れまいと。
で、当然用意しておきました、対抗策。
「科学殺虫剤は使っていません」のキャッチコピーが目を引く
天然由来成分系スプレー駆除剤を用意していました。
画像で見えるでしょうか?この薬、主成分が「デンプン」です。
デンプンがアブラムシを包み込んで、呼吸ができないようにして
駆除するという代物。
きゅうりなどの野菜にも、収穫前日まで使えるそうです。
これで、シュシューッとやっつけてしまおう!!
すべての葉や蔓を確認しながら、アブラムシを目視できたところにスプレー。
アリさんはヨタヨタ逃げ回りますがアブラムシに目立った行動は見られません。
(ムキになってスプレーしてたので画像がありません・・・)
とりあえずは、アブラムシ全部にかけました。
これでダメだったら、ビニール手袋をして一匹ずつつぶすか、
ガムテープなどではがし取るのがいいそうです。
密集するほどアブラムシが付いていないのが幸いでした。
今後も注意して見ていかないと。
さて気を取り直して、きゅうりの実の成長具合を
写真で撮りましたので比べてみてください。
ネットのマス目を大きさの基準にして見てみてくださいね。
この時点では、ネットのマス目ひとつ分程度の長さですね。
それが約2日後には・・・
これだけ大きくなります。ちょっと分かりにくいでしょうか…。
ご覧の通りマス目二つ半位の長さにまでなってます。
さすがに10本以上収穫すると、娘も慣れたもので、
大きくなったキュウリを見つけると自らハサミを持ってきて収穫します。
なんですか、その持ち方は(笑)。
とれたてはイボイボトゲトゲがかなりとがっていて痛いんです。
小さなお子さんがいるご家庭では、ご自宅で食べ物を育ててみる事は
「食育」という観点ではとても良いかもしれません。
我が家では、きゅうりを育ててから好き嫌いが減った気がします。
さて、アブラムシと初のバトルをしましたから、若干は経験値が
上がったかもしれませんね。
今後は水切れ・肥料切れに気を付けていこう!
最後に誘引をしていて陥った状況をひとつ。
赤丸のところ、見えますか? 右の株の親蔓を折ってしまいました…。
いつものようにS字に誘引をしている最中、ぽっきり折れてしまいました。
うぁ・・・やってもうた・・・。ん?でも、そういえば・・・。
キュウリはある程度の高さに育ったら、親蔓を切って成長を止めます。
一般的には支柱の最上段まで届いたら、今度は子つる・孫つるを伸ばすんです。
これを「摘芯(てきしん)」と呼びます。
我が家の場合、ネットの高さが非常に高いのでここまで伸ばしてきましたが、
実際私の身長も超えたわけだし、このへんで「摘芯」するタイミングなんですよね。
ということで、ミスすら「摘芯」にこじつけて正当化する(ゴマかす)ことに。
じゃぁ、左の株も摘芯するかとおもったんですが、縦に伸びる続ける場合と
摘芯して横に広げた場合、どっちがいいのか気になったので、まだ切ってません。
さてさて、今後はどうなることやら。
vol.6をご期待下さい。