庭の周りに目隠しフェンスをつくってみた 2

この前記事はこちらです。
https://www.yamashin-grp.co.jp/oyakudachi/2018/07/20/24194/

それでは、板張り作業をざっと紹介します。

016エアーコンプレッサーを用意します。年季がはいっていますが
これは義理の父に借りたもの。マキタ製はなかなかお高い品です。

017赤いのがチョークライン。糸を張ってパシッと弾くと直線が引けます。
木の棒は14mmの角棒。すき間を等間隔に作る為の治具(ジグ)です。
水平器も借り物。この長さはなかなか持ってないですよね。

018これも義理の父に借りたピン釘打機。板の仮止めに使います。
はじめて使ってみましたが、これはラクです。
ピン釘は、しいて言うならまっすぐなホチキスの針みたいなものです。
でも「気を付けないとピンが指貫通するぞ!」と脅されました(涙)

019板を貼るときは基準線が必要なので、水糸を張ります。
赤いのがカルコと呼ばれる水糸の針つき末端で、木に刺せます。

020水糸を巻き取る道具はクルクル回ります。やはり針があります。

021一定のスパンの両端に同じ高さで板を貼ったら、水糸を張ります。
この水糸を基準として、このスパンの板を貼っていきます。

022板を貼るときは、14mmの治具を使ってスキマを作ります。
何枚か貼っては水平器で垂直を確認します。

023治具は木端に角棒をビス止めしただけの簡易なもの。
それでも、こういう治具(ジグ・作業を助ける道具)があると便利です。

024板は多少反りがあるので上から眺めるとちょっと不揃いです。
それでも、正面から見れば天端が揃っているので綺麗です。

025板を全部仮止めしたら、ビスで固定します。ビスの位置が不揃いだと
板が揃っていても汚く見えてしまいます。そこでチョークラインです。
直線をひいて、それに従ってビスをうてばきれいに揃います。

026とりあえず上の列だけビス止めした状態です。この作業が大変でした。
インパクトドライバで作業したんですが、この1列だけで3時間かかりました。
エアの連結ネジ打機でもあればもっと早いんでしょうけど。しかたない。

027全体はこんな感じです。フェンスは高さが3尺と4尺の2種類です。
掃出し窓の部分だけ4尺にしました。家の中が見えやすいところですね。
あとは、塗料の塗りが足りない部分を重ね塗りして、耐久性を高めます。

以上の工程で、目隠しフェンスのDIYが完了です。
完成したのが2018年7月。月に1~2日とのんびりペースでやっていたので
トータルで1年2ヶ月もかかってしまいました。

ですが、出来上がりはそこそこ満足のいくものになりました。
あとはできるだけ持つように、定期的に塗料を塗りたいと思います。

最後にのこった9m分の作業の様子は、動画で撮影してYoutubeで公開中です。
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この記事が、どなたかの参考になれば幸いです。