外壁塗装工事をしました。その1

  

ついに我が家も外壁塗装(塗り替え)をすることになりました。

   

築16年の中古住宅を購入して早3年ですから、現在、築19年。

おそらく築10年頃に、前のオーナーさんが一度塗り替えています。

昔はスカイブルーだったようですが、今は赤茶色です。

 

外壁の塗り替えは、購入時からの懸案でした。

「外壁までは予算が無いしな・・・。あと何年かは持つかな・・・。」で先送り。

今年に入ってやっと資金面の目途が立ち、施工することになりました。

  

そもそも、住宅にはどうして外壁塗装(塗り替え)が必要なのでしょう?

外壁表面の塗装皮膜は、紫外線や風雨に晒されて劣化していきます。

 劣化してしまうと、「塗膜のお仕事」をまっとうできなくなってしまうのです。

 

塗装には、主に以下のような仕事(機能・役目)があります。

   

1:モノの保護 (表面に皮膜を作ることで酸化や汚れから守る)

2:モノの美観 (キレイ!)

   

         

塗膜が劣化し、浮いたり剥がれたりしてしまうと、空気に触れたり

水が浸入したりして外壁材(サイディング材)が傷んでしまいます。

そうなると、外壁材の交換という大仕事になってしまいます。

  

定期的な(ひどく劣化する前の)メンテナンスを行うことで、

住宅の寿命を長く伸ばすことが可能なんですね。

そう考えると、我が家はもう少し早めに塗り替えるべきでした。

   

最近の住宅は、色々と耐久性の高いものや、あまりメンテナンスの

要らない外壁材も増えていますが、窯業系サイディング材などを

外壁材として使っている我が家は、少なくとも塗り替えが必要なのです。

   

御覧のように、サイディング材部分の塗膜の劣化・剥離が進んでいました。

いちばん上の家全体の画像でも、ところどころ白い場所が分かるほど。

本来であれば、こうなる前に塗り替えるべきなんですね。

   

また、サイディング材の継ぎ目「目地」に充填してある「コーキング」が

収縮(職人さんは 痩せる ってよく言います)してしまって、

ヒビが入って隙間が出てきた部分があちこちにあります。

   

特にひどい部分は、自分で画像のように変性シリコーンを上塗りして、

補修していました。色が合っていないので、線がよく分かりますね(笑)

色がクリア(半透明)の変性シリコーンを使えばよかったのに・・・。

   

この後、私の店で外壁塗装を依頼している塗装屋さんに我が家の

状態を見てもらったんですが、「すでに末期症状・・・」とは言わずに、

「もう塗り替えの時期ですよね・・・」と優しく諭してくれました。

  

ちなみに山新では、外壁塗装の施工は塗装屋さんに委託しています。

(もちろん、色々な問い合わせ等は当社の担当者が窓口です。)

   

山新も今では茨城全域・栃木・福島で営業していますので、

塗装屋さん1社だけでは全店の仕事をこなせません。

ですので、店舗によって塗装屋さんは違います。

   

できるだけその地元で仕事をしてきた塗装屋さん、職人さんに

依頼して施工していただいています。

  

 

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では、本題に入りましょう。

まずは、施工が決まる前段階のおはなしです。

   

まず当店の担当者と、外壁の塗料について相談しました。

 塗料にもグレードがあります。まず最初のポイントですね。

では、どんな塗料があって、どんな特徴があるかご紹介しましょう。

  

現在市場には、大別して 4種類の塗料があります。それは、

「アクリル系」・「ウレタン系」・「シリコン系」・「フッ素系」の4種です。

※下記の耐用年数は参考値であり、保証値ではありません。

   

   

   

1:アクリル系塗料・・・耐用年数 約5~7年

 とにかく安くて塗りやすい。耐久性と防汚性が低い。今では主にDIY用。

   

2:ウレタン系塗料・・・耐用年数 約7~10年

 アクリルの汚れやすさを軽減し塗りやすく万能。数年前には標準的な塗料。

   

3:シリコン系塗料・・・耐用年数 約10~15年

 耐久性と防汚性を両立。塗料自体の価格はウレタンとさほど変わらなくなった。

   

4:フッ素系塗料・・・耐用年数 約15~20年

 とにかく耐久性に優れるが価格が一気に高価になるので普及はこれから。

   

   

 数年前なら、2のウレタン塗料はごく一般的だったんですが、

最近では価格が落ち着いたシリコン塗料が主流になってきたと思います。

 

フッ素は耐久性が段違いですが、まだ価格的に・・・きついッス。

ということで、我が家はシリコン塗料を使って塗装することにしました。

   

   

   

次に、塗装屋さんに我が家の下見をしてもらいました。 

やっぱり「何坪でいくら」と、簡単には言えないのが外壁塗装です。

窓のサイズ・数など、やっぱり家によって塗る面積が変わるからです。

   

塗装屋さんとお話しして、ここは塗るとかここは塗らないと希望を伝えます。

逆に、塗装屋さんからは、ここは補修もしたほうがいいでしょうとか、

この部分は塗らない方がいいでしょうといった話を聞きます。

   

給湯器に近い部分の外壁材は、塗膜どころか外壁材自体が

浮いてきています。塗装屋さんに聞くと、外壁材を打ち付けている

釘が錆びて、サビが広がって外壁材を持ち上げているとの事。

  

ここは、釘の打ち直しやサイディング材の補修をしてから塗装する

と説明してくれました。なるべく目立たないようにはするが、やはり

良く見ると分かってしまうと思うとの事。 いや、それで十分ですよ。

   

   

また、我が家のベランダの手すり部分はアルミで出来ています。

今回選んだシリコン塗料はアルミ部では剥がれやすく、特に布団を

干したりする手すりは、塗らない方がいいと思いますと教えてくれました。

  

こすれる部分は剥がれやすいんですよね。自分でアルミの門扉を塗った

から分かりますよ。手すりの他、雨戸の戸袋もアルミ製で、それほど劣化

していないので、高圧洗浄で十分きれいになると思いますということでした。

   

   

我が家の屋根はすでに瓦屋根に葺き替え済みなのですが、玄関の

ポーチ部だけは新築時のコロニアルのままで、かなり劣化しています。

瓦屋根と色も違うので、ここも塗り替えをお願いしました。

   

外壁と簡単に言っても、このように塗る場所があります。

破風板(はふいた・単に破風とも)とか軒天(のきてん・軒裏とも)なんて

普段の生活では、あまり聞いた事ないですよね。

   

各々の場所で、どんな色にするか、考えます。

そして、この色を決めることが、意外と大変なんです。

 

色はさすがに好みなので、こちらで決めなければなりません。

塗装屋さんは、施工の初日に色見本を持ってくるので、

それから2~3日で決めてくれればいいですとの事。

      

さて、現場見積もりが終われば、塗装屋さんから山新の担当者に

 連絡が入り、工事代金の見積もりを作成します。

   

私も担当者から見積金額を聞いて、我が家の大蔵省(表現が古い)に

金額を伝えてゴーサインをもらい、施工する旨を担当者に伝えました。

そして、担当者に伝票を作成してもらい、施工契約を結びました。

   

   

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では、工事の段階に入っていきましょう。

  

塗装屋さんが初日に渡してくれたのがこんな感じの工程表です。

上の図はその表を元に私が作ったものです。全工程約2週間。

足場仮設→下地調整→養生→塗り→清掃→足場解体の流れですね。

   

また、同時に渡してくれたのが色見本です。写真を撮るのを忘れて

しまったんですが、代表的な色が載った塗料カタログと、数百色もの

色が載っているカラーパレット(色見本)でした。

   

一瞬、「色って、こんなにあるんだ・・・」と腰が引けましたが、

これから10年付き合っていく色ですから、しっかり選ばなくては。

     

見積もりから施工開始まで、約2週間の時間があったんですが、

いやー悩みました。 色。 普段はあまり悩まない性格なのに。

こんなに悩んだのは、子供の名前を決めるとき以来かもしれません。

   

毎日の通勤で、休日で出かけるたび、道路沿いの家の色を

キョロキョロと見回し、あれいいなーとか、こんなのもアリと

イメージを膨らましましたが、決まりません。最終的には・・・

   

パソコンのエクセルを使い、オートシェイプで家を書き、色を塗って

イメージすることにしました。これから10年付き合う色だと考えると、

あまり奇抜な色は選べず、結局アースカラーに落ち着きました。

   

上の画像は、上下で色を分け、真ん中の帯も別色で塗ると言う最終案。

最終と言いつつ、上下逆パターンでどちらにしようか最後まで悩み、

最後は1階部分をダークブラウンにすることにしました。

   

この画像をプリントアウトして、イメージする色を色見本から選んで

その色番号を記入し、塗装屋さんに渡しました。

     

ポーチ部のコロニアル屋根の色も、中途半端はいかん!

瓦屋根とほぼ同色にしよう!と考えたので、面倒でしたが、

屋根まで上がって、色見本と突き合わせてほぼ同色を探しました。

   

何百色とある色見本は手のひらサイズの見本帳なのですが、

それを瓦の屋根に置いて、色を見比べます。

これか?いやこれか?と15分悩んで、やっと決定しました。

    

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っと、だいぶ長くなりそうなので、「その1」はこの辺にしましょう。

その2では、実際の施工の様子などもお伝えしたいと思います。

   

これから外壁塗装を考えている方にとって、

我が家の工事が参考になれば幸いです。

   

塗装工事の記事その2は鋭意製作中です!  

乞うご期待!!